技術士への道

当社では、様々な教育・研修プログラムを実施しており、その一環として技術士資格の取得に向けてもバックアップしています。この制度を活用して20代の若さで技術士に合格した社員の体験談をご紹介します。

赤松 徹朗(Amakatsu Tetsuro)
― いつ頃から技術士の取得を意識しましたか?

初めて、技術士の取得を意識したのは、新入社員研修のときだったと思います。新入社員研修では、建設コンサルタント業界において技術士取得の重要性をしつこく説明された記憶があります。
そのときは、1つの資格がそこまで重宝される理由を実感できませんでしたが、勤務年数を重ねるほどに技術士取得の重要性を実感するようになっていきました。
大学時代から技術士取得を意識して、早くに技術士第一次試験に合格して社会に出て、実務経験を重ねることが第二次試験の受験資格を早く取得できるため、望ましいかもしれません。
しかし、大学時代に技術士の取得を意識することはなかなか難しいと思いますので、私のような方がほとんどではないでしょうか。
早い内に意識することが望ましいのは間違いないですが、漠然と意識するよりは、自分の中できちんと技術士資格の必要性を実感し、技術士資格取得後の技術者像をイメージできるようになれば、自然と勉強にも身が入ると思います。

― 会社の技術士資格取得支援制度をどのように活用しましたか?
赤松 徹朗

会社の技術士資格取得支援制度には、Eラーニングや初めて技術士第二次試験に望む受験者用の試験説明会、社内模試、個別指導等、様々なものが用意されています。
一応、全ての支援制度を活用してみましたが、特に助かったのが、試験説明会と個別指導でした。
一年に一回しか試験は開催されませんので、できれば100%の実力を発揮して試験に臨みたいものです。特に、試験会場の雰囲気や事前の準備の仕方、当日の試験の臨み方等を事前に詳しく知ることで、安心して試験に集中することができました。
また、他社と比較することはできませんが、当社の先輩社員はみなさん熱心に受験者を指導・応援してくれます。面接試験直前の週末には、休日返上で出社していただき、面接練習をしてくださったことは、今でもとても感謝しています。

― 技術士の勉強においてどのような点に苦労しましたか?

やはり多忙な日常業務をこなしながら、いかに時間を見つけて、効率よく勉強するかということに尽きると思います。私の場合は、平日は諦めて、週末に固めて勉強をしておりましたが、早めに自分に合った勉強法を確立することも重要なことだと思います。
また、技術士第二次試験は、あるテーマに関して決められた時間の中で決められた文字数で文章を作成しなければなりません。このようなことは、なかなか日常業務からは習得できない技術が必要となります。こちらは、慣れるしかないと思い、ひたすら手を実際に動かしながら、問題を解くことに専念しました。

― 技術士の取得後は何か変化はありました?
赤松 徹朗

自分の名刺や経歴書に「技術士」と載ることになりますので、技術士として恥ずかしくない技術者にならなくてはいけないと常々感じています。
しかし、自分の技術力の無さにうんざりすることの方が多く、これからも自己研鑽に励んでいくしかないと思っています。
また、社内のビックプロジェクトやプロポーザルへ参加する機会が多くなってきており、責任の大きな仕事を任されることもあり、資格を取得してからの方が精神的にも体力的にも負担が多くなったことは確かです。
ただ、これは自分の技術力を高めるいい機会であることも確かですので、ポジティブに捉えて何とか頑張っている状態です。

― 今後の技術者としての抱負を教えてください

一個人としては、発注者や会社から厚く信頼される存在となって、会社の実績や資格に関係なく、自分の技術力だけで勝負できる技術者になりたいです。
また、周りの技術者に対しては、仕事を通して、土木の魅力や醍醐味を伝えられるように努め、一体感のある楽しい職場をつくることができる技術者になりたいです。